東京都現代美術館開館20周年記念事業の第一弾として行われたイベントに参加しました。説明を読んで1番おもしろそうな日程を申し込みましたが、ミラン・ニザック氏が急病のため来日できず、急遽、ヤン富田さんのパフォーマンスとなりました。素晴らしいパフォーマンスでした。
最初に流れた音楽と、インスタントファッションショーも面白かった。みんなで、電気がついた時は赤い手袋をした手をかかげて沈黙し、暗くなったら手をおろしてみんなで叫ぶインスタレーション。プラハにいる二ザックさんに届くように。
そしてヤンさんの、ミラン・二ザック氏に関するお話。
「レコードどれも良くない。これ限定プレスで6万円したんだよね」
「レコードに穴があいていて、外がのぞける、そこが気に入ってます」
「結果、"自分でも出来るじゃん"て思った。フルクサスて、そこなんじゃないかなって。みんなが出来ると思ったことをやったら、革命がおきます」
ヤンさんの、『必然性のある偶然の音楽』のためのプリペアード・レコードの演奏。ランダムを、さらにランダムにする、世界に一台しかない機械を買った。それをコントロールします、って、もはや何いってるかわからないw 初めて見たその機械は、想像しないような綺麗な光を放ち、音が出るか出ないかもランダムながら、今回は音を出してくれました。
最後にメンバー紹介。脱線3だった方とか、ゆらゆら帝国坂本さんと同級生だった方とか、ロボ宙とかが、ヤンさんのクルーだった!
何度でも行きたくなるような、素晴らしいイベントでした。東京都現代美術館開館20周年おめでとうございます!
▼フルクサス・イン・ジャパン2014
http://www.mot-art-museum.jp/news/2014/04/2014-1.html